ハワイアン スラックキーギターの世界

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今回はハワイの音楽 スラックキーギターについて紹介して行きたいと思います。
スラックキーギターとは通常のギターのチューニングではなく弦を緩めてチューニングして弾くギターになります。開放弦でコードのハーモーニーを作り演奏するオープンチューニングと言われるものになります。
この開放弦で弾くギターの音色が独特な雰囲気を作り出します、南国な風、海の波といった味わいがあります。何より聴いていると眠くなります笑笑
これらがスラックキーギターの醍醐味ではないかと思います。
このスラックキーのチューニングは家族間で秘密に守られて続けたそうで世に出るのに時間がかかったみたいです。家庭に伝わる秘伝の味的な感覚ですかね?!

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この音楽の代表的なミュージシャンと云えばギャビーパピヌイ氏ではないでしょうか、スラックキーギターの腕前は一流、歌も一流、スティールギター、ウクレレもイケる♫ライクーダー氏も惚れ込んだ人物です!! bluesで言うならマディウォーターズのような印象を受けました。またギャビー氏の周りには常に優秀なミュージシャン仲間がいました!!
アッタアイザック氏、サニーチリングワース氏、ピータームーン氏などなど♫♫
ギャビー氏の音源を探して行くうちに次から次へとスラックキーの世界へ吸い込まれて行きました♫♫♫

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学生時代 、戦前のハワイアン音楽にハマっていた頃、買った古いハワイアン音楽のコンピCDに昔のギャビー氏の曲が入っていましたが、フォーク、ブルース的な泥臭い雰囲気でスラックキーギターを弾き、唄うギャビー氏にハワイアン音楽のイメージを覆されました。テレビやリゾート地のハワイアン音楽=観光地的音楽ではなく、ブルージーで男臭い唯一無二の匂いを強く感じました。
その頃、古いブルースやスウィングジャズばかり聴いていた私の耳に、耳ではなくハートに突き刺さりました。

それから日本人にもスラックキーギターを弾く方が居ることを知りました。

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山内雄喜氏という方です。70年代スラックキーに魅せられハワイに行ってスラックキーを習得された方だそうです。本場仕込みのスラックキーギターはハワイアンよりハワイアンスピリットを感じます♫
日本ではスラックキーギターを普及する活動を行っていらっしゃって、今では東京、名古屋、大阪などで定期的にこのスラックキーギターのイベントなど行われているそうです。
四国では愛媛や北九州にまでスラックキー魂は普及して素晴らしいミュージシャンもいらっしゃいます♫♫

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この情報化社会で毎日、疲れてる方々には是非一度このハワイアン音楽の世界を味わって頂きたいです。弦だけでなく、心も緩めて人生スラックキーも悪くはありませんよ^_^!!