カリプソについて!!calypso!!
今回はトリニダード・トバゴを発祥とするカリプソについて!!
カリプソは黒人たちの格闘技の時に歌われていた音楽「カリンダ」が元になっていると言われているそうです。
カリプソの重要な点は歌詞にあるそうです。
その時代の社会風刺や政治的なことなどをユーモア皮肉を込めて歌い上げるというのが本質にあるようです。英語が分からないと楽しめないのか、、、いや、歌詞が分からなくても演奏が素晴らしいのでそんな心配は要りません!!聴くんじゃない、感じるんだ^_^!!精神で楽しめば良いんです♫
カリプソの第一の波は20〜40年代でニューヨークでたくさんの録音が残されています。代表的なカリプソニアンとしては、フーデーニ、アッティラザフン、ロードインベイダー、ローリングライオン、タイガー、キングラジオ、などなどたくさんの人たちが海を渡り録音したそうです。なかなかの芸名揃い。
ここでの貴重な録音はレコード、CDで気軽に聴くことが可能です。
少しトボけたような歌声、しゃべっているかのような歌い回し、計算された展開で見事なアレンジのオーケストラをバックにスウィングする演奏は、20〜40年代とは思えない素晴らしいものがあります!!
50年代に入るとカリプソ最大のスターが登場します。マイティスパロウ!!70年代にかけてまでトップスターであり続けたシンガーです。歌声、強弱などテクニック、ズバ抜けて上手い♫♫ 一度聴いたら忘れない声質!!最高!!バンドもホーンセクションの効いたノリの良いジャンプアップ♫♫スタイルに!!
そしてカリプソ天国という映画にも出ていたロードキチナーやロードビギナーも忘れてはいけません、ロンドンに渡って録音されてるシリーズがレコード、CDで出てます。
ロンドンのクラブでカリプソ人気が分かる、どれも良質な録音ばかり^_^!!
ウッドベース、パーカッションが効いたリズム隊にクラリネットをはじめイカしたホーン隊に絡みつくエレキギターの音がめちゃくちゃカッコイイ!!honest jons recordsのコンピシリーズは最高!!中古で見つけたら即買い間違いなし!!
ハワイアン スラックキーギターの世界
今回はハワイの音楽 スラックキーギターについて紹介して行きたいと思います。
スラックキーギターとは通常のギターのチューニングではなく弦を緩めてチューニングして弾くギターになります。開放弦でコードのハーモーニーを作り演奏するオープンチューニングと言われるものになります。
この開放弦で弾くギターの音色が独特な雰囲気を作り出します、南国な風、海の波といった味わいがあります。何より聴いていると眠くなります笑笑
これらがスラックキーギターの醍醐味ではないかと思います。
このスラックキーのチューニングは家族間で秘密に守られて続けたそうで世に出るのに時間がかかったみたいです。家庭に伝わる秘伝の味的な感覚ですかね?!
この音楽の代表的なミュージシャンと云えばギャビーパピヌイ氏ではないでしょうか、スラックキーギターの腕前は一流、歌も一流、スティールギター、ウクレレもイケる♫ライクーダー氏も惚れ込んだ人物です!! bluesで言うならマディウォーターズのような印象を受けました。またギャビー氏の周りには常に優秀なミュージシャン仲間がいました!!
アッタアイザック氏、サニーチリングワース氏、ピータームーン氏などなど♫♫
ギャビー氏の音源を探して行くうちに次から次へとスラックキーの世界へ吸い込まれて行きました♫♫♫
学生時代 、戦前のハワイアン音楽にハマっていた頃、買った古いハワイアン音楽のコンピCDに昔のギャビー氏の曲が入っていましたが、フォーク、ブルース的な泥臭い雰囲気でスラックキーギターを弾き、唄うギャビー氏にハワイアン音楽のイメージを覆されました。テレビやリゾート地のハワイアン音楽=観光地的音楽ではなく、ブルージーで男臭い唯一無二の匂いを強く感じました。
その頃、古いブルースやスウィングジャズばかり聴いていた私の耳に、耳ではなくハートに突き刺さりました。
それから日本人にもスラックキーギターを弾く方が居ることを知りました。
山内雄喜氏という方です。70年代スラックキーに魅せられハワイに行ってスラックキーを習得された方だそうです。本場仕込みのスラックキーギターはハワイアンよりハワイアンスピリットを感じます♫
日本ではスラックキーギターを普及する活動を行っていらっしゃって、今では東京、名古屋、大阪などで定期的にこのスラックキーギターのイベントなど行われているそうです。
四国では愛媛や北九州にまでスラックキー魂は普及して素晴らしいミュージシャンもいらっしゃいます♫♫
この情報化社会で毎日、疲れてる方々には是非一度このハワイアン音楽の世界を味わって頂きたいです。弦だけでなく、心も緩めて人生スラックキーも悪くはありませんよ^_^!!
はじめまして 今回はロックステディについて
はじめまして reko-doと申します。
私の趣味レコード収集の話や好きな音楽についてご紹介させて頂きたいと思います。
今回はジャマイカのロックステディについてご紹介させて頂ければと思います。
1960年代後半 スカからリズムがゆっくりになり歌がよりメインになったと言えば伝わり易いのでしょうか?!
歌モノはもちろん最高なのですが、ホーンセクションのインストは特に傑作が多いのです♫
歌モノで言えばアルトンエリス、ジョンホルト有名どころはもちろん最高なのですが、女性ボーカル物はこのロックステディ最大の良さがあるのではと私は思います。ユルイリズムに乗せて聴く女性の甘い歌声はとてもお洒落です。
歌のないインストはジャズ的な曲の構成でテーマがあり、ソロ→テーマで終わるシンプルなものが多いですが、ホーン隊が織り成すハーモニー やテーマのメロディはとてもキャッチーでシンプルな物が多く、気づけば口ずさんでしまうほどです♫
これは私のお気に入り曲です。
ユルいリズムの間が、何とも言えない心地良さを作り出し、
ベースの独特のフレーズに気づき始めたらこの世界から抜け出せなくなります。
ドライブの音楽、特に夕方のBGMとしては最適なロックステディ、聴けば自然と体揺れること間違いなし♫
リットーミュージックから出版されてます。 rock steady book
ロックステディにのみスポットを当てた本が最近出版されていました!!
ビギナーからマニアな人たちまで楽しめる音楽本な印象を受けました!!
じっくり読むのも良し、音楽を聴きながら写真をパラパラめくるのも良しの内容でした♫
今回、取り上げたロックステディについてはコンピCDやレコードもたくさん入手できるので気になった方はこの機会に是非、聴いて頂ければ幸いです!!